【オークス(優駿牝馬)2020】打倒デアリングタクト!条件替わりで買いの穴馬はこれ!【中央競馬・出走馬短評2】

出走馬短評

こんばんはボンカです!

今日もやっていきます。

part1はこちら。

【オークス(優駿牝馬)2020】3歳春牝馬にとってかなりタフな条件。マッチする馬とは?【中央競馬・出走馬短評】
オークス2020(優駿牝馬)は5月24日(日曜)に東京競馬場2400で開催予定。出走予定の各馬の血統、適性、騎手や厩舎についてを考察します。

デゼル

血統

父はディープインパクト。ディープ産駒は先日の各馬短評で出した通り東京2400はかなりマッチしている。

母のアヴニールセルタンは父がルアーヴルで母母父がマークオブエスティーム。ダルシャーンが入る牝馬ディープ産駒なのでスローの末脚特化は大好物。流れるよりは脚をためて乗るほうが良さそうなタイプ。ただワイルドリスクのクロスが入るので延長+G1で摩擦が増えると気性面は心配。

騎手及び厩舎

レーンの東京今開催の成績は以下の通り。

平均人気にびっくりしましたが、かなりの好成績ですね~。

特質すべきは勝率。人気馬とは言え、しっかりと勝ち切っているのは素晴らしいの一言。

過去5年間の東京競馬場でのレースにおける1人気馬の成績が勝率から順に34.8%-52.4%-65.9%ですので、いかにレーン騎手が馬の邪魔をしてないかがわかります。

ただやはり人気しやすい騎手なので、デゼルの今回の人気が妥当なのかはしっかりと吟味する必要があります。

厩舎は友道。東京2400のイメージのある厩舎じゃないです?どうでしょう。

シュヴァルグラン、マカヒキ、ワグネリアンがこのコースでG1勝利。得意そうですよね。

実際に友道厩舎の過去5年間(2019~2014)の全場成績はこんな感じ。

東京はシンプルに鬼ですねw データはめんどいので端折りますが東京2400の単複回収率は100どちらも%を優に超え、複勝率も40%オーバーの成績。

この距離を走る馬を作るのに長けた調教師さんということですね。プラス評価でしょう。

これまでのパフォーマンスについて

この馬は2走しか走ってないので前走のスイートピーステークスに触れておきます。

デゼルは後方からの競馬でスローの後半特化戦をL3を10.9‐10.5‐11.0程度で差し切り勝ちで、0.3秒差の2着にチューリップ賞で5着のスマートリアン。ギアチェン&トップスピードとその持続力を見せつけました。

ただ考えなくてはならないのは、このレースでは前半要素をあまり問われていなかったということと、今回最内で捌ききれるのかということ、馬場が悪くなったときにどうなの?ということこの3点は吟味すべきだと思います。

①に関してはスマイルカナ(柴田大知騎乗の岡田一族所有馬)がおり、自身のためにもデアリングタクトのためにもそれなりに早めのペースを作ってくるはずで、デゼルはこれまでの経験的にも血統的にも普通に不安。内でポジション取れず→追走苦となってしまう恐れはあります。

②に関して、オークスは馬群がばらけやすいので直線はやや詰まりにくいし、外に出しやすい構造。ただ東京2400ではスタートしてからコーナーまであまり時間がないので、デアリングタクトとデゼルの前で勝負したい馬ははっきりと主張しないといけない。となると外から多くの馬が大挙してくる。デゼルはその中でポジを取るのか腹をくくって後方で構えるのか決めなければならない。ポジを取る選択なら①の不安が大きくなりますし、後方待機を選ぶなら今の東京の馬場状態と捌けるの?という不安は付きまとう。

摩擦は増えますし、いくら詰まりにくいと言ってもシンハライトもあわやドン詰まりで反則すれすれの騎乗で何とか道を作って伸びてきたので人気馬でそのリスクを持って買いたいかと言えばどうか。

③に関してはディープ×フランス系でキレ重視。稍重で多少かかるくらいまではOKですが、それ以上となるとキレが削がれると思います。デアリングタクトは渋ってもいいと思うのでその分不利か。

馬自体はデアリングタクトを追う第2陣のレベルに余裕で入ると思いますし、土曜の馬場を見て結論を出したいと思います。

ウインマリリン

血統

東京で勝ってますが、スクリーンヒーロー産駒でヘイローとダンジグのクロス。中山マイル~2000くらいの早めから標準の馬場を上手く走る血統だと思います。母はどちらかと言えば父の特性を出すタイプなので余計に中山向きのはず。完成ももう少し先。アップ戦はさほど苦にしなさそう。

東京替わりが向く血統の馬は他にいるので血統的には推せないですね。(ウイン会員なので超応援してますが・・・ガンバレ)

騎手及び調教師

横山典ちゃん騎乗ですね。息子からのバトンです。

成績は普通ですね。馬質もあまりよくないのに乗っていることが多いので。

単勝オッズ別に成績を見てみましょう。(東京2400芝)

典ちゃんは少し足りない馬を勝たせるのが上手いですよね。ただその反面チャンスがないとみれば伝統芸のポツンがさく裂したりもw

今回ウインマリリンはオッズ的には30倍くらいつきそうなイメージなのでこって来れるかどうか。

厩舎は手塚厩舎。いいんじゃないでしょうか。輸送懸念もないですし。

これまでのパフォーマンスについて

前走のフローラSはネット競馬の集計で

12.5-11.3-11.3-11.6-11.9-11.9-12.5-11.811.8-12.1 1:58.7 (58.6-60.1)

1.5秒の前傾ラップを前受けして勝ち切ったという内容。ペース的にしまった中で勝ち切っており一見してかなり強い競馬に見えますが、個人的な見解としては2,3着馬にロスがあったことと、スロ瞬にならなかった分血統的には向いたレースとなったと思っており、+でオークスに直結するレースではないというのが結論。スマイルカナが引っ張る流れは向きそうですが、穴人気している状態では手が出にくい。

理由としては

①トップスピードの要求値がさすがに低すぎるレースとなったこと。

②2,3着馬が詰まっていたこと。スロ専+詰まった2着のホウオウピースフルと0.0秒差という点。

③血統的にハイぺ耐性が高いので相対的に流れてよかったという点。

以上の点と、可能な限りロスをしたくない当馬にとって痛いピンク帽引き。ヘンに穴人気するなら消したいところですが…

クラヴァシュドール

血統

父ハーツクライの仔は2歳時にポテンシャルで活躍するも基本的に晩成傾向があり、3歳春ごろに相対的にパフォーマンスを落とす。その後古馬になってから成長してG1に手が届く。この成長過程で緩さが改善し本格化する。特にトモの緩さが改善するんですね。

過去10年間でハーツクライ産駒の東京2400クラシックの成績は2-2-1-20。単複回収率は61%/56%。

馬券になったのはワンアンドオンリー、ヌーヴォレコルト、スワーヴリチャード、アドマイヤミヤビ、ウインバリアシオンの5頭。このうちワンアンドオンリー、ヌーヴォレコルト、アドマイヤミヤビの3頭は高速馬場適性+後躯が強くなる+仕上がり早の要素があるダンジグを4Lに内包。クラシックに間に合うようなハーツ産駒はダンジグ持ちが多いんですね。NHKマイルカップで3着になったカテドラルなんかもロックオブジブラルタル持ち。

クラヴァシュドールの母パスオブドリームズはジャイアンツコーズウェイ×(サンダーガルチ×Drina)。母父ジャイアンツコーズウェイの代表はタイセイドリーム、ツクバアズマオー。残念ながらダンジグは持ってないです。

母父ジャイアンツコーズウェイの競争馬の芝での距離変更成績は以下の通り。

延長の成績がまあまあいいのはラーイの影響でしょうか。ジャイアンツコーズウェイ自体は父だと早熟性と基礎スピードを強く伝える種牡馬だと思いますが、母父に入るとストームキャットをちょっと硬くしたようなイメージ。

また、母母父サンダーガルチの競争馬の芝成績は以下の通り。

目も当てられないような成績に見えますが、そもそも勝負できる馬自体少ないと思います。ただし距離延長が苦手というのは実際そうだと思います。サンダーガルチってTHE淡泊ですからねw

クラヴァシュドール自体は母がかなりマイラー質なので、完成するころには完全なマイラー寄りの体型になると思います。(現段階でその要素あり。)また、現状のレースぶりから、ハーツクライの子供っぽくないと思ってるんですよね~。母が強い馬だと思います。

血統的にオークスで強く推せる要素は薄いです。

ただし3歳春であれば本質的な適性は絶対能力でカバーできるので、血統がそんなにオークス向きではないからと言って嫌う必要もないなとは思います。

騎手及び厩舎

Mデムは近年腰痛やらエージェント後退など大変でしたねー。そのぶんNHKマイルカップはしびれました。個人的には無茶苦茶好きな騎手。(はじめて購入したレースにデムーロから買って三連単を当てた思い出・・・ロサギガンティア・・・泣)

東京芝は結構な良績。データに出にくい面として、デムーロは置きに行く騎乗をあまりしない+内枠引きということで今回はハマる可能性は結構高いと思ってます。+評価で。

厩舎は中内田。パート1でも多分触れたので割愛します。

これまでのパフォーマンスについて

何と言ってもサウジアラビアRCでしょうね。

勝馬は3歳世代トップクラスの一角、サリオス。その0.2秒差の2着にクラヴァシュドール。

12.3-10.8-12-12.1-12-11.210.8-11.5 1:32.7(47.2-45.5)

例年このレースはハイレベル。その中でも馬場差はありますが後半3Fの優秀さが近年の中でもトップレベル。

勝ったサリオス以外は問題にせず、サリオスとの差はトップスピードの持続力。ギアチェン自体は優秀なものを見せていました。ハーツっぽくないと思ったのはこのギアチェン。

その後のレースでもギアチェンジの優秀さが光る一方、トップスピードの持続力という面でトップレベルには及ばなかった。(それでもトップスピードも同世代の中では優秀ですが。)

ただし今回は内枠引き+東京の馬場バイアスが前に寄っている状況&前パートでクラヴァシュドールを軽視と書いた理由の一つであった減り続ける馬体重と厩舎の前哨戦スタイルの面をクリアしそうな調教後の馬体重と調教内容ですので、かなり条件は整ったと思います。

アブレイズ

血統

父キズナ、母がエディン。エディンはジャングルポケット×(タイキシャトル×リリオ)。

キズナはディープ産駒ですが種牡馬としてはダマスカス的なパワー要素が強く、ディープのイメージとは遠いですね~。母系にただしトニービンとヘイロークロスを持つので府中高速でパフォーマンスが落ちない可能性は少しありそう。

ダマスカスのクロスを持ち、ハイペリオンの塊を持つのでスマイルカナが緩めない逃げは面白いかも。デゼルみたいにびゅっとトップスピードを使っていいタイプではないと思うので上り34秒後半から35秒前半でどうにかなる展開ならチャンス。延長は問題ないと思いますし、中山→東京替わりもいい。

騎手及び厩舎

騎手は不安でしかないですが、全く人気しない点はいい。それでも東京2400初騎乗は手が出にくいなあ(笑)

厩舎は池江泰寿。名門中の名門なのでこの厩舎の馬がこの人気帯って楽しいですね

これまでのパフォーマンスについて

前走は結構な好内容。中盤が35.5秒とかなり早かった中番手で我慢しきっての勝利。4角4番手で3着だったシーズンズギフトは次走出遅れながらNZTで2着。

同週のスプリングSと翌週の3歳1勝クラスとの比較

フラワーカップ 12.6-11.5-11.7-11.8-11.6-12.1-12.5-11.8-12.6 1:48.2(35.8-35.5-36.9)

スプリングステ 12.8-12.1-12.6-13.0-12.7-12.3-11.8-11.1-11.4 1:49.8(37.5-38.0-34.3)

3歳1勝クラス 12.7-12.9-13.1-12.6-11.8-11.8-11.7-11.3-12.1 1:50.0(38.7-36.2-35.1)

スプリングsと3歳未勝利クラスの勝馬はガロアクリークとウインカーネリアンでそれぞれ皐月賞3.4着。

スピシングステークスとは馬場差ほぼなし、3歳1勝クラスとの馬場差は3歳未勝利クラスのほうが0.2秒くらいかかる馬場。

それぞれのレースのペースバランスが異なるので一概には言えないが、フラワーカップは1000m通過が59.2秒と馬場を考えるとオーバーペース。

オークスで必要な上りの早さをこれまでのキャリアで要求されていない点と前走見せた前向き過ぎる気性は不安だが、かなりの人気薄になると思うので買い目には入れておきたい1頭と考えてます。

以上です!

枠順発表後、消しと判断している人気馬と気になっている穴馬を挙げておきます。

消し馬C

穴馬D

えつらんありがとうございます

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