ジャパンカップ2018 出走馬短評1

こんにちはボンカです!

ジャパンカップ2018の出走馬短評を今日からやってきたいのですがその前に枠順が発表されましたのでそっちから見ていきましょうか。

アーモンドアイが1枠1番。ウインテンダネス&ノーブルマーズは大外枠、サトノ2頭が3枠入り。スワーヴは出遅れ率が上がる奇数番。キセキは外から2頭に被せられるわりに内でもない5枠8番。

うーん難しい枠順になりましたね。アーモンドアイは普通に考えればフルゲート割れの最内でキセキまでの内枠にはスタートがさほど早くない馬がそろったわけで条件は良く見えますがアーモンドアイ自体もゲートはへグる時がありますし、仮にゲートで後手→後方で外を意識しにくい展開とかになると前を捉えきれるかは微妙で、アーモンドアイの前に入る馬達は勝負どころですっと反応できるか微妙な馬が多いので枠自体はいいですが並びは微妙かも。

スワーヴは先入れだと出遅れるんですよね。今回のレースは前がロンスパの流れを作ってくれるなら大阪杯の内容からもロンスパはかなり得意な馬なので馬券には来れると思いますが、勝ち切るにはゲート出して中団下くらいは向こう正面の入りで確保したい。なので奇数番号は痛いですね。

他の馬の枠番雑感はまた出走馬短評で書いていきたいと思いますので興味のある方は是非見に来てくださいね。


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キセキ 川田 血統評価★★★★★

父ルーラーシップの産駒は東京2400mで8-2-2-18。勝率は26.7%複勝率は40%で単複回収率は84%/73%とそこそこ優秀。ルラシの母エアグルーヴもルーラーシップ自体もJCで好走歴があり、母母ロンドンブリッジ産駒にはオークス勝馬のダイワエルシーロがいるという血統背景で東京2400は特注。また、延長ローテに関してルーラーシップ産駒は5-3-3-34で単複回収率は61%/46%といまいちなのですが500m以上の延長ローテでは4-1-1-8で単複回収率は182%/78%と跳ねる。これは母数が少ないことから起こる数字の綾ということもありそうですが、延長するのは悪くなさそう。母母のロンドンブリッジ産駒は芝の距離延長臨戦時8-4-2-10の勝率33.3%連対率50%複勝率58.3%単複回収率242.5%/135.8%と特注。ちなみに8勝の内5勝は重賞で、3頭の馬が重賞勝ち。キセキ自身血統的には延長ローテは得意でしょう。
更にルラシ自体が血統考察で挙げたトニービンヌレイエフを内包しているので血統面からはJC適性はかなり高そうに見える。

血統評価まとめ
・父ルーラーシップの東京2400成績8-2-2-18単複回収率84%/73%
・ルーラーシップ産駒の延長ローテ成績5-3-3-34単複回収率61%/46%。500m以上延長時に限れば4-1-1-8単複回収率182%/78%
・ルーラーシップ自体がjcで相性の良いトニービンとヌレイエフを両立した馬。
・母母のロンドンブリッジ産駒にはオークス勝馬のダイワエルシーロがいる。
・母母ロンドンブリッジ産駒は延長ローテが特注。8-4-2-10単複回収率は242.5%/135.8%。8勝中5勝が重賞と鬼のような内訳。

前走天皇賞秋、前々走毎日王冠ではこれまでのスタイルから成長を見せて逃げ先行といった前目での競馬を敢行し、成功。新しいスタイルを武器にここでもやれるか。

血統的に延長は問題ないしむしろ得意であってほしいと思うような部類なんですが馬個体的には気性の面で延長は心配。不調であった要因の一端は気性の悪さで400mの延長で再発の恐れもあると思うしそこは不安。前走と今回で何が違ってくるかというと、恐らく今回逃げるだろうウインテンダネスがいること。前走は明確な逃げ馬がおらず自分から逃げてペースを作って折り合ったがラップは道中11秒台の連続で厳しいラップを作って逃げたのでかかるリスクは自然と消えた。しかし前述のウインテンダネスが逃げたとして前走より遅いペースを番手か3番手位でコントロールするとなると2000よりももちろん配分は難しくなるし、絞まったラップを刻むことで自然と消えていた折り合い難再発の懸念は増す。前走はさほど脚は上がってなかったので自分から逃げてという選択肢はアリだと思うが、そうなると今年のJCは牡馬優位のレースになりそう。

ウインテンダネスが逃げて、キセキが折り合えたとして、ウインテンダネスが緑風s的なスローロンスパの競馬にしてきたらキセキ自身にとっては悪くない展開かも。ただその展開だとスワーヴリチャードは強敵ですし、サトノダイヤモンドも本来の出来ならロンスパは大好物。シュヴァルグランも5ハロン戦はともかく4ハロン戦なら対応可能とライバルは意外と多い。逆に3ハロンのトップスピード戦になるとスワーヴやシュヴァルといったハーツクライ産駒は苦しいがキセキ自身も圧倒的な瞬発力とトップスピードは持ってないので位置取りで何とかできるかなといったくらい。持続力は高いタイプで折り合えば前目で前半がある程度要求されてもよいが持続力ではスワーヴやシュヴァル、サトノも強いし、瞬発戦ではアーモンドアイも強敵。枠は間違いなくロスのない内枠が欲しかったし、被せられないような並びがベストだった。外のシュヴァルやスワーヴより良いスタートを切ってウインテンダネスを行かせてコントロールという競馬ができるなら複穴としてのチャンスはありそう。

 

カプリ ムーア 血統評価☆☆☆☆★

父ガリレオはキングジョージやアイリッシュダービーなどの欧州中距離G1馬。ただ日本での成績は芳しくなく産駒の1頭単位の最高獲得賞金が過去10年でレッドシャンクスの1550万が最高とスピード不足が顕著。母系は母父アナバーがフランスの短距離馬、母母父のリナミックスも仏2000ギニーの勝馬というようにヨーロッパの短距離系の血が入ってスピードを補完しているがアナバー産駒が日本芝では未勝利という事実からもやはりスピード不足感は否めない。

血統評価まとめ
・ガリレオ産駒はスピード不足で日本競馬には本質合わない。
・母系はヨーロッパの中ではスピードのあるタイプの血ではあるがそれでも日本競馬ではスピード不足。

血統的にもヨーロッパでの競馬ぶりからも日本挑戦はJCが盛り上がるのでありがたいですがスピードの絶対値が足りないでしょう。消し。

 

サンダリングブルー Fベリー 血統評価☆☆☆★★

父Exchange Rateは産駒のエイシンラトゥナがダリア賞勝など日本でも芝での勝鞍があるがエイシンラトゥナ以外はダート馬として出ている。日本のダート界では産駒数は少ないがそれなりに勝鞍がある種牡馬。Exchange Rate自体も現役時代はカナダとアメリカのダートを主戦とした馬で馬力と持続力に優れるしダンジグ系で母はミスピロ系と日本芝への対応力はそこそこありそう。母父のForestryもストームキャット系の馬でダート血統。日本でも産駒はダート短距離を主に活躍。母母父のPass the Tabもアメリカの重賞クラスで活躍したダート馬というように血統表にはアメリカンダート血統が多く名を残している。海外馬2頭でどちらの血統が日本芝でやれそうかと言われたらこっちの馬のほうな気がします。ただそれでもサンデー系のようなスピードは感じませんが。

血統評価まとめ
・父、母父、母母父ともにアメリカやカナダのダート血統で父Exchange Rateはダンジグ系、Exchange Rateの母はミスプロ系のシーキングザゴールドでカプリよりはスピード色があるがそれでもジャパンカップでは厳しい。

この馬も普通に考えてスピードが足りないでしょう。海外の芝でG1レベルの勝負ができている≒重い時計のかかる芝適性が出ているということでしょう。日本芝替わりで一変するとは言い難い。

 

ウインテンダネス 内田博 血統☆☆☆★★

父カンパニーの最高傑作が現状では当馬。全体的なスピード不足をミスプロのクロスでぼかした配合で当レースに相性の良いトニービン持ち。ただトニービンとヌレイエフを両立した馬がジャパンカップで良績でトニービン単体持ちは過去10年でジャスタウェイしか馬券になれていないのでトニービン持ちだからといって特段血統的に強調しにくい。カンパニーの種牡馬としての格もジャパンカップでは見劣りしますしね。

血統評価まとめ
・父カンパニーはジャパンカップでは格不足。
・トニービン持ちだがヌレイエフを持っていないのでジャパンカップで強調できる血統とは言いにくい。

大外枠発走でもこのメンツなら先手主張すれば主導権は握れるはず。その中でどのようにレースを作ってくるか。

鞍上内田で勝利した緑風sの内容がかなりおもしろく、勝時計は2:22.9のスローからのL5最速戦。鞍上は今回ジャパンカップでの騎乗イメージはこのレースを描いている可能性があるので今回のジャパンカップの展開の一つとしてはスローからのロンスパがありうる。スワーヴリチャードの出遅れ+スロペマクリの可能性を考慮すると結構現実的と思う。

逆に切れ勝負でどうこうの馬ではないので、スローロンスパにするべきではあるがその展開でもスワーヴ、サトノダイヤモンド、キセキあたりは強敵になってくるし、アーモンドアイとシュヴァルグランも対応する可能性は高いのでこの馬の枠はないと思うんですがどうでしょうか。データ的にも逃げ馬はキタサン以外絡んでないですし、強気にはなれないかなあ。

 

スワーヴリチャード Mデムーロ 血統評価☆☆★★★

父ハーツクライは東京2400m良馬場で過去10年間成績が17-13-15-104の単複回収率106%/67%。東京の2400mはハーツクライ産駒にとってベストに近い条件だし、父産駒は延長ローテも得意。ただ母ピラミマの産駒は芝での延長ローテが4-2-0-14。単複回収率は57.5%/48%と短縮ローテのほうが成績がいいのでローテに関してはこれまでの戦績からも短縮ローテのほうがスワーヴは得意かもしれない。また、ピラミマは父がアンブライドルズソング、母父General Meetingはシアトルスルーの産駒。ほかにはピラミマはリヴァーマンやフォルティノなども持っているが重要なライン自体はアメリカンダート寄りなのでジャパンカップにぴったりの血統とまでは言えないかもしれない。ただそれでも全体的には悪くない血統。

血統評価まとめ
・父ハーツクライの産駒は東京2400m良馬場で17-13-15-104。単複回収率は106%/67%で東京2400mは得意。
・ハーツクライ産駒は延長ローテを苦にしないが母ピラミマの産駒は短縮ローテのほうが得意で延長ローテ成績いまいち。これまでの戦績的にスワーヴは短縮ローテのほうが得意な可能性がある。
・父系は良いとして母系はアメリカ血統でジャパンカップと少しずれるが決して悪くはない血統。

 

前走の天皇賞秋では1人気10着と大敗したがスタート後手の時点で厳しいレースだった。逃げたキセキが刻んだラップは12.9 – 11.5 – 11.8 – 11.5 – 11.7 – 11.6 – 11.3 – 10.9 – 11.6 – 12.0。道中が11秒台の連続と前も息を入れられないが後ろの馬は押し上げるタイミングがなかったし、道中厳しいラップを踏んだのに上りがある程度出たのは高速馬場だった影響もある。スワーヴからすれば道中押し上げるタイミングがなく前に取り付けないまま直線を迎えたが前も止まりにくい馬場状況だった。今回はそのようなレースになる可能性は少し低くなるはずで、前述のウインテンダネスがロンスパの展開を作るならスワーヴにとっては大きなチャンスになりそう。勝った大阪杯では全体ラップが12.8 – 11.3 – 12.4 – 12.4 – 12.2 – 11.8 – 11.2 – 11.1 – 11.4 – 11.6。スワーヴリチャードは向こう正面から捲り始めて4コーナー通過時は15番手から1番手まで引き上げてそのままトップスピードを維持し続けた。ハーツクライ産駒らしく対トップレベルでは相対的に加速に時間のかかる面はあるもののトップスピードの持続力や捲っていけるようなスタミナもあるのでスローロンスパになればまともなら出走馬中最上位。逆に瞬発力が求められる展開や出遅れ前提だが押し上げていく隙が無いレースになるとアーモンドアイや当馬より前で競馬できるタイプの馬にやられる可能性は高いかも。

地力は最上位級のものを持っているがゲートが拙いこととトップレベル戦では加速に時間がかかるということで展開次第では苦戦も。また、調教でデムーロから気持ちの面がちょっと…というコメントも出ているので前走マカヒキにぶつけられた後遺症の不安も拭えないので少し扱いが難しい馬かもしれない。


以上です!

現状での本命馬候補を発表しておきます!

馬E 

また、大穴として注目している馬も発表しておきます。

馬F 

以上です!閲覧ありがとうございました!

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